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韓国発!MiriCanvasとは?クリエイターへの登録方法と著作権のこと【まとめ】

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MiriCanvas は、CanvaAdobe Express のように、クリエイターが登録した素材やテンプレートを使ってロゴやチラシが作成できるサイトです。

韓国発のサイトであり、日本にも上陸したということで、私も早速クリエイターに登録してみました。イラストの投稿はこれからですが、気になっている方のご参考になれば幸いです。

▼ニュースリリースはコチラ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000130965.html

こんな人にオススメ

・Canva のクリエイターに登録したいのに残念ながら登録受付の再開待ち

・デザインサイト MiriCanvasに興味がある

・ストックイラストやストックフォトの登録サイトを増やしたい

MiriCanvas とは

韓国で人気急上昇中のWeb基盤のデザインツールです。テンプレートや編集機能、写真やイラストなど、多くの便利なコンテンツが提供されています。

3年間でユーザー登録1000万人!破竹の勢い。2023年10月以降、日本語版も提供開始ということで日本のクリエイターも参加しやすくなりました。

MiriCanvas でできること(ユーザ向け)

様々なデザインをテンプレートから選び、ポチポチクリックする感覚で作ることができます。インターフェースの印象は、Canva と似ている印象です。まずはログインしてみてください(見た方が早いと思います)。無料登録も簡単でしたよ。この記事のアイキャッチも、実はMiriCanvasで作成をしています。

作った作品を使う場面については、MiriCanvas のライセンス規約に準じた用途で利用しなければなりません。よくよく読むと、かなり限定的です。韓国の文化ならではの事情もあるのかどうなのか、四柱推命や占い、整形のbefore after に対する表現には使わないようにと指示する記述もありました(2024年1月14日現在)

無料の範囲内で利用可能な部分はとても多いです。ただし、後発のサイトであることを鑑みて、利用前にはよくよくライセンス規約を読むことをお勧めします。

MiriCanvas にクリエイター登録をする方法(クリエイター向け)

クリエイター登録をする場合、コントリビューターの登録が必要です。DesignHub を利用して登録する仕組みが採用されています。DesignHub も、MiriCanvas 社が開発したものです。

クリエイター登録への画面遷移は、下記のようにサイトの下部分の「クリエイター」をクリックして辿ることもできます。
https://www.miricanvas.com/

MiriCanvas に提供した素材の著作権の考え方

素材そのものを提供するクリエイター(以降コントリビューター、とします)にとって気になる一番のポイントは、やはり自身が作成した作品そのものの著作権がどこに帰属するか、だと思います。

MiriCanvas では AI利用の素材に関することも含めて下記のように定めています。

  • 本ライセンス契約を介して「ユーザー」に明示的に与えられていない全ての権利(著作権、知的財産権など)は「当社」および原著作者が保有しています。(抜粋元:ライセンスポリシー)
  • 「当社」または「サービス」が提供するすべての「コンテンツ」の著作権は、当該「コンテンツ」を制作した原著作者にあり、「コンテンツ」の供給者または「当社」の独占的な資産です。(抜粋元:ご利用規約)
  • 当社はAIドローイングなどAI基盤の機能を提供する為に第三者のサービス提供会社が提供する技術モデルを使用し、Creative ML OpenRAIL-Mのライセンスに従います。(抜粋元:ミリキャンバス・AIドローイング機能規約)

上記はあくまで規約の一部です。著作権に関する詳細はMiriCanvas の下記ヘルプセンターの記事も併せてご参考ください。

MiriCanvas への今後の期待

illustAC のような著作権の委譲は不要です。素材の著作権は、素材提供元であるコントリビューター側にある、という安心感はとても強みだと思います。

AIに関しては、まだまだルールそのものを整備中という印象です。MiriCanvas の内部で利用されているAI機能は、MiriCanvas 内のデータが利用されているかどうかまでは規約からは読み取れませんでした。Adobe Express の場合は素材の元が Adobe Stock の素材のみであることは明白なため、この点が大きな違いかなと思います。

ユーザーが増えることとコントリビュータが増えること、この両面が双方向に作用することでさらに人気が出てきたら嬉しいなと個人的には感じています。私はまだまだ背景素材がメインだったので、2024年はMiriCanvas への進出を機に新しいイラストにチャレンジする予定、です。一緒にチャレンジしたい方、X(旧:Twitter)のフォローも是非お願いいたします。情報交換しましょうー!

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かとみさ
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katomisa
iPad版イラストレーターをメインにデジタルコンテンツを制作しています。
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