AIジェネレーターを使ってストック作品の投稿は可能なのか
AIが台頭する時代が遂に到来、という風潮が昨今にぎわっておりますね。これからストックイラストやストックフォトを始めようと思っている人も、避けては通れないのが「AI」に関する情報。
今回はAIジェネレーター(AI関連のツール)を利用した作品の投稿可否について、各社の見解をまとめてみます。
Adobe Stock
Adobe Stock の場合、特定の条件を満たせばAIジェネレーターを使って作成したものも投稿可能、と2023年2月1日付で明記されています
アドビの提出基準を満たしている場合、Adobe Stock ではジェネレーティブ人工知能(AI)ツールを使用して作成されたコンテンツを受け付けています。 ジェネレーティブ AI コンテンツを Adobe Stock に提出する点に関する詳細については、続きをお読みください。https://helpx.adobe.com/jp/stock/contributor/help/generative-ai-content.html
PIXTA
PIXTAも、条件を満たせばAIで作成した作品の投稿も可能、としています。PIXTAの場合、「イラスト素材」として登録が必要、など条件があるため詳細はPIXTAのFAQをご参照ください。
AIによって生成した作品(画像・動画)を販売できますか?
可能です。
ですが、素材の全て、またはその一部をAIで生成された画像・動画素材の登録につきましては以下3点にご注意ください。https://pixta.jp/guide/?p=68175&post_type=faq
まとめ
今回の記事では Adobe Stock、PIXTAの2つのサイトについてまとめました。まだ制度が追い付いてない背景もありますが、ストックサイトに登録した自身のイラストや写真素材をベースに別の人がAIを利用して作品を投稿できるようになった、という見方もできます。
世の中のニーズに応えたいストックサイト側としては、豊富な素材がプラットフォームに存在している状態が理想でしょう。自然な流れと言えばそうかもしれません。ただ、自身の制作活動を考えると、AIテクノロジーとどのような形で向き合うか?は各々考えながら制作活動に取り組む必要がありそうです。
ー fin ー